Googleスプレッドシート GOOGLEFINANCE関数 とは?
1-1. GOOGLEFINANCE関数とは何か?
Googleスプレッドシートの関数の一つで、株式や通貨、市場指標などの金融情報を取得することができる関数です。さまざまなパラメータを指定することで、必要な情報を柔軟に取得することができます。
1-2. GOOGLEFINANCE関数を使うメリットは?
GoogleFINANCE関数を使うことで、金融情報を手動で入力する手間を省き、自動的に最新の情報を表示することができます。また、独自のスプレッドシートを作成することで、株式や通貨などの価格の変動をリアルタイムで追跡し、ポートフォリオの管理や投資判断に役立てることができます。
GOOGLEFINANCE関数の使い方
2-1. 基本的な使い方
GoogleFINANCE関数の基本的な使い方は、=GOOGLEFINANCE(“パラメーター”)のように、関数名の後にパラメーターを指定する形式です。パラメーターには、情報の種類や対象となる証券コードなどが含まれます。
2-2. クエリ言語を使った高度な使い方
クエリ言語を使うことで、より高度な検索が可能になります。例えば、特定の日付の株価データを取得する場合や、特定の期間における株式の変動率を計算する場合などがあります。
2-3. パラメータの説明と書式
GOOGLEFINANCE関数のパラメータには、証券コードや情報の種類などが含まれます。パラメータに指定できる証券コードは、各証券取引所のコードに従います。パラメータに指定できる情報の種類には、株価、取引高、時価総額、P/E比などがあります。
GOOGLEFINANCE関数で取得できる情報
3-1. 株価情報
GOOGLEFINANCE関数を使うことで、株式の情報を取得することができます。取得できる情報には、株価、時価総額、P/E比、配当利回りなどがあります。
3-2. 指標情報
株式指標の情報も取得することができます。P/E比、ROE、EPSなどが取得できます。これらの情報を使って、企業の財務状況や業績を分析することができます。
3-3. マーケット情報
マーケット情報として、S&P500、日経平均株価、ダウ平均株価などの情報を取得することができます。これらの情報を使って、市場の動向やトレンドを把握することができます。
3-4. 通貨情報
GoogleFINANCE関数を使うことで、世界中の通貨の情報を取得することができます。これらの情報を使って、為替レートの変動や、外国為替証拠金取引(FX)などに役立てることができます。
3-5. 鉱物情報
鉱物の情報も取得することができます。たとえば、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄鉱石などの情報を取得することができます。これらの情報を使って、鉱業会社や素材関連企業の業績を分析することができます。
3-6. 原油情報
原油の情報も取得することができます。これらの情報を使って、石油関連企業の業績を分析することができます。
GOOGLEFINANCE関数を使った例
4-1. 株価情報の取得例
例えば、=GOOGLEFINANCE(“AAPL”, “price”)と入力すると、Appleの株価を取得することができます。
4-2. 指標情報の取得例
例えば、=GOOGLEFINANCE(“AAPL”, “pe”)と入力すると、AppleのP/E比を取得することができます。
4-3. マーケット情報の取得例
例えば、=GOOGLEFINANCE(“^DJI”, “price”)と入力すると、ダウ平均株価を取得することができます。
4-4. 通貨情報の取得例
例えば、=GOOGLEFINANCE(“USDJPY”)と入力すると、米ドルと日本円の為替レートを取得することができます。
4-5. 鉱物情報の取得例
例えば、=GOOGLEFINANCE(“GOLDAMGBD228NLBM”)と入力すると、金の価格を取得することができます。
4-6. 原油情報の取得例
例えば、=GOOGLEFINANCE(“WTI”)と入力すると、WTI原油の価格を取得することができます。
GOOGLEFINANCE関数の注意点とトラブルシューティング
5-1. ロケールの設定によるエラーの回避方法
GoogleFINANCE関数で取得する情報によっては、ロケールの設定によってエラーが発生することがあります。この場合、ロケールを設定することでエラーを回避することができます。
5-2. 通貨変換時の注意点
GoogleFINANCE関数で通貨変換を行う場合、正確な情報を取得するためには、証券コードに対応する通貨のロケールを指定する必要があります。
5-3. GOOGLEFINANCE関数の動作が不安定な場合の対処法
GoogleFINANCE関数は、Googleが提供するAPIに依存しているため、動作が不安定になることがあります。この場合は、シート全体を再計算することで解決することができます。
まとめ
GoogleスプレッドシートのGoogleFINANCE関数は、株式や通貨、マーケット指標などの金融情報を自動的に取得することができる便利な関数です。
関数名の後にパラメータを指定するだけで、必要な情報を柔軟に取得することができます。パラメータには、証券コードや情報の種類などが含まれます。
取得できる情報には、株価、時価総額、P/E比、配当利回り、為替レートなどがあります。例えば、独自のスプレッドシートを作成することで、ポートフォリオの管理や投資判断に役立てることができます。
しかし、ロケールの設定に注意する必要があり、GoogleFINANCE関数が不安定になる場合は、シート全体を再計算することで解決することができます。GoogleFINANCE関数を使うことで、金融情報を自動的に取得することができ、投資判断の手助けになることが期待されます。
よくある質問
Q1. GoogleFINANCE関数で取得できる情報はどのような種類がありますか? A1. GoogleFINANCE関数で取得できる情報には、株価、時価総額、P/E比、配当利回り、マーケット指標、通貨情報、鉱物情報、原油情報などがあります。
Q2. GoogleFINANCE関数を使う際に注意することは何ですか? A2. GoogleFINANCE関数を使う際には、ロケールの設定に注意する必要があります。また、通貨変換を行う場合は、正確な情報を取得するために、証券コードに対応する通貨のロケールを指定する必要があります。さらに、GoogleFINANCE関数が不安定になる場合は、シート全体を再計算することで解決することができます。
Q3. GoogleFINANCE関数を使うメリットは何ですか? A3. GoogleFINANCE関数を使うことで、金融情報を手動で入力する手間を省き、自動的に最新の情報を表示することができます。また、独自のスプレッドシートを作成することで、株式や通貨などの価格の変動をリアルタイムで追跡し、ポートフォリオの管理や投資判断に役立てることができます。
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