どうも、カンキチです。
Googleデータポータル(Googleデータスタジオ)というBIツールをご存知でしょうか。
Googleデータポータルは大企業から小さな企業までどんな会社、事業でも使える非常に便利なツールです。
今回はそんな便利なGoogleデータポータルを初心者でもわかりやすいように解説します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
Googleデータポータルを始める方はこちらから利用開始できます。
- Googleデータポータルってどんなツール?
- Googleデータポータルでできること
- Googleデータポータルのメリット・デメリット
- Googleデータポータルの使用例
Googleデータポータルとは
GoogleデータポータルはGoogle社が提供しているBIツールです。
クラウド型のサービスとなっているので、インターネットにつながっていれば簡単に他のユーザーに共有が可能です。
データポータルの特徴としては、Google系サービスを中心としたツールと、Googleデータポータルを連携することが可能です。
Googleデータポータルと連携することで、数値データをグラフや表に変換することができるので非常に数字の管理がしやすくなります。
- Google系のサービスとの連携が強い!
- グラフ化・表化が簡単で見やすい!
Googleデータポータルでできる5つのこと(機能)
Googleデータポータルでできる5つのことを紹介します。
1、様々なデータの可視化
Googleデータポータルは様々なデータを表やグラフにして可視化することができます。
Googleスプレッドシートの数値データや、グーグルアナリティクスとデータ連携することで、非常に見やすいデータレポートを作成することができます。
よく使われる使用方法としては
- Google Analyticsと連携する
- Google Search Consoleと連携する
- Googleスプレッドシートと連携する
などがあります。
僕もよくこの3つは連携して可視化していますが、非常に重宝しています。
2,異なるデータの連結
Googleデータポータルでは異なるデータでも連結することができます。
例えば
「Google Search ConsoleとGoogleアナリティクスのデータを連結させる」
なんてことも可能です。
異なるデータの連結ができることによって、それぞれのデータのみではできなかった分析もできるようになります。
3、リアルタイムでの数値確認
Googleデータポータルはクラウド型のサービスなので、リアルタイムでデータが反映されます。
そのため、出先でデータポータルにアクセスした際もすぐにデータが確認できます。
また、URLを共有しておけば共有相手がいつアクセスしても、最新のデータを確認することができるのでデータをいちいち送付する必要もなくなります。
4,Googleサービスとの連携
Googleデータポータルは複数のサービスと連携することが可能となっています。
その中でもやはり『Google系サービス』とは非常に相性が良いです。
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleはもちろん、Googleスプレッドシートやbigquery、Google広告ともデータ連携できるので非常に簡単です。
直接連携できるので、データを整理する必要もなく、すぐにデータ連携してレポート作成を始めることができます。
5,データレポートの出力
Googleデータポータルで作成したレポートは出力することが可能です。
PDFを作成することもできますし、そのままURLを送って共有することもできます。
いろいろな形で共有、出力ができるので相手によって使い分けることができ、便利です。
Googleデータポータルのメリット
Googleデータポータルのメリットについて解説します。
Googleデータポータルのメリットは次の4項目です。
- 無料で利用できる
- 複数ユーザーで編集ができる
- リアルタイムで数値反映
- 複数手段で簡単にレポートが共有できる
メリット1、無料で利用できる
Googleデータポータルは非常に沢山のツールと連携できるのにも関わらず、無料で使用できます!
多くのBIツールは有料となっていますが、Googleデータポータルは無料なので導入のハードルが非常に低いです。
有料のBIツールを使用する前にはぜひ使用してみてほしいツールです。
メリット2、複数ユーザーで編集ができる
Googleデータポータルはクラウド型のサービスとなっています。
レポートを共有して編集権限を与えれば、1つのレポートを複数人で編集することができます。
たくさんのデータを整理するときなどに非常に便利です。
メリット3、リアルタイムで数値反映
Googleデータポータルはクラウド型のサービスとなっており、データの連携元数値が変更された場合、リアルタイムで数値が反映されていきます。
いちいちデータを更新する必要もなく、管理も楽なので非常に便利です。
カンキチも本業ではGoogleデータポータルでレポートを作成して、スプレッドシートに数値入力すれば自動的にレポートが更新されるようにしています。
メリット4、複数手段で簡単にレポートが共有できる
作成をしたレポートは複数の手段で共有することが可能です。
- URLで共有
- PDF化して共有
- メール配信で共有
- 招待メールで共有
相手によって共有方法を選ぶことができるのでインターネットさえつながっていれば誰でも見ることができます。
Googleデータポータルのデメリット
メリットがたくさんあるGoogleデータポータルですが、デメリットもあります。
- 操作方法にクセがある
- 装飾の自由度は低い
操作方法にクセがある
Googleデータポータルは非常に便利ですが、クセがあるので初めて操作する方は少し扱いにくい印象を持つかも知れません。
Google Analyticsを普段から使用している人は比較的なれやすいかと思いますが、初めての方はどこに何を配置すれば良いのかわからないかも知れません。
そんなときはまず簡単な表やグラフから少しずつ作成していくのがおすすめです。
装飾の自由度は低い
レポートを簡単製作できるGoogleデータポータルですが、表や文字、レポート自体の装飾バリエーションは少ないです。
普段パワーポイントなどでレポート作成をしている方にとっては物足りないラインナップかもしれません。
とは言え、無料のツールですし最低限の装飾は揃っているので通常使う分には問題ないでしょう。
Googleデータポータルの使い方
Googleデータポータルの使い方も簡単に解説しておきます。
アカウントの登録
まずはアカウントの登録を行います。
Googleのアカウントを所有していればすぐに登録が可能です。
レポートの作成
アカウントが作成できれば、レポートを作成します。
レポートはダッシュボードの『作成』ボタンと『空のレポート』から作成することができます。
データ接続
レポート化したいデータをデータポータルに接続します。
レポート出力・共有
レポート作成が完了したら『共有』ボタンから共有方法を選択し、共有したユーザーに合わせた方法でレポートを共有します。
Googleデータポータルの作成例
Googleデータポータルで『俺のウェブマーケ部』のGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleをレポート作成してみました。
さすがに全ページのデータは公開できませんが、ある1ページ分のデータのみ公開しています。
30分で作成したレポートなので装飾など何もしていませんが、データの連携元さえあればすぐに作成することができます。
アナリティクスを使用してデータポータルのレポートを作成する方法は『GoogleデータポータルでGoogleAnalyticsを使う方法を優しく解説!』で作成しています。
Search Consoleを使用してのレポート作成は『Googleデータポータルでサーチコンソールのレポート作成してみた!方法を徹底解説!』で公開していますのでぜひ参考にしてください!
まとめ:Googleデータポータルは無料で多機能な神BIツール
今回はGoogleデータポータルとはなにか?について解説しました。
無料で使える、非常におすすめなツールとなっているのでまずは一度導入してみるのがよいでしょう。
サイト分析やスプレッドシートのデータ化が非常に簡単になるので、カンキチの職場でもいたるところで使用されています。
この機会に一度、データポータルを使用してデータ整理してみてはいかがでしょうか?
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