どうもカンキチです。
僕は現在ウェブマーケターとして働いているのですが Google Search Consoleを使用していて思うことがあります。
「サーチコンソールって以外に不便じゃない??」
例えば
- クエリとページURLを並べて見比べることが出来ない
- 条件フィルタが『含む』『含まない』『完全一致』のみ
- データのエクスポート条件が上限1,000件まで
などの不満をよく耳にします。
わかりやすくて使いやすいGoogle Search Consoleですがマーケティング、特にSEO対策を進めていく上で「使いにくいなぁ~」と思うことが出てくるはずです。
そこで今回はGoogle Search Consoleの不便さをGoogleデータポータルを使用して解消していきます。
さらに、Googleデータポータルで作ったGoogle Search Consoleのレポートも紹介します。
現状のサーチコンソールが不便に感じている方はぜひ最後まで読んでいってください!
Googleデータポータルとは
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)は知っているけど、Googleデータポータルって何?という方に簡単に説明します。
GoogleデータポータルはGoogleが提供するクラウド型のBIツールで、様々なツールとデータ連携を行うことで、表やグラフにビジュアライズできるサービスです。
無料で使用でき、たくさんのツールと連携できるので、非常におすすめなツールです。
Googleデータポータルについては『【初心者向け】Googleデータポータル(Googleデータスタジオ)で初めてのBIツール導入!』で詳しく解説しているのでそちらの記事も参考にしてください!
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『GoogleデータポータルでGoogleAnalyticsを使う方法を優しく解説!』ではGoogleアナリティクスもデータポータルで可視化しているので、こちらも参考にしてください。
Googleデータポータル×サーチコンソールでできること
Googleデータポータルとサーチコンソールを連携することでできることは次のとおりです。
- データを自由に成形、表示可能
- グラフなど、視覚的に見やすく編集可能
- Googleスプレッド、Google Analyticsと連携可能
データを自由に成形、表示可能
Googleデータポータルをサーチコンソールに連携するとサーチコンソールで取得しているデータを自由に成形することや表示することが可能です。
また、不要な数値を削除してデータを見やすくすることも可能です。
例えば
- 日時の集計データ
- 週次の集計データ
- 月次の集計データ
を並べて表示することが出来ます。
参考に作ったデータポータルのレポートを貼り付けて置くので参考にしてください。
グラフなど、視覚的に見やすく編集可能
Googleデータポータルを使用して数字を見やすくグラフで表示することが可能です。
Googleデータポータルにはデータ連携をするだけで簡単に使用できるグラフが36個も用意されています。
表示したいデータによってグラフを使い分けることで
- 見やすく
- わかりやすく
- 使いやすい
レポートを作成することが出来ます。
こちらも本記事のデータを活用して2つほどレポートを作成しました。
サーチコンソール×表・グラフのレポート
1つ目のレポートは
- 本記事のLP&クエリの数値データを活用した表
- 期間×SEOパフォーマンスの折れ線グラフ
- クエリの期間ごとのインプレッション
を表しました。
サーチコンソール上ではそれぞれのデータを確認する際には複数のページを横断する必要がありますがこのレポートではその必要がありません。
サーチコンソール×バブルチャート
2つ目のレポートは本記事のデータをバブルチャートで表示したものとなっています。
Y軸が平均順位、X軸が表示回数を表していて、円の大きさがクリック数を表しています。
右上に点があるほど『平均順位が高く、表示回数が多い』記事となっていて、かつ円が大きければ実際に流入をしている記事、クエリとなっています。
リライトをするときに非常に役にたつので本業でも活用しています。
サーチコンソール×バブルチャート
このようにデータ連携をするだけで非常に簡単にデータ連携をすることが出来ます。
最初にレポートさえ作っておけばリアルタイムで情報が更新されていくのでデータ確認と管理もらくらく行えます。
Googleスプレッドシート、Google Analyticsと連携可能
Googleデータポータルを使用することでGoogleAnalyticsやスプレッドシートとも連携が可能です。
「サーチコンソールとGoogleAnalyticsが一緒に見れたらいいのに…」
「サーチコンソールとGoogleAnalyticsのデータがくっつけられたらいいのに…」
なんてことを思った人もいるかと思います。
Googleデータポータルは2つのデータに共通するキーが存在していれば連携が可能です。
サーチコンソールとAnalyticsを連携することでデータ分析がさらに加速するので一度チャレンジしてみてください!
サーチコンソールをGoogleデータポータルにデータ連携する方法
それではサーチコンソールをGoogleデータポータルに連携する方法を紹介して行きます。
1、データを追加する
『データを追加』ボタンを押してGoogleサーチコンソールをクリックします。
2,サイトを選択する
対象となるサイトを選択してください。
自分が運営しているサイト(データポータルで使いたいサイト)をクリックしましょう!
3,表を選択する
サイトを選択すると『表』という列に
- サイトのインプレッション
- URLのインプレッション
が表示されます。
まずはURLのインプレッションを選択してください。
4,検索タイプの選択
検索タイプは「WEB」でOKです。
これでGoogle Search Consoleのデータが連携が完了です。
あとは『グラフを追加』から使用したいグラフを追加するとデータがグラフ化されます。
Googleサーチコンソール×Googleデータポータルのまとめ
今回はGoogleデータポータルでサーチコンソールを連携する方法とカンキチが作成したレポートを紹介いたしました。
サーチコンソールをデータポータルでレポート化することでデータ分析が楽になったり、新しい発見が出てきたりします。
まだGoogleデータポータルを使用したことがない人はぜひ、この機会に活用してみてください!
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